脳卒中により、一通り旧来のリハビリの過程を終了して、しかも慢性的な障害が残った患者がターブ・セラピーの対象者となる。かてて加えて、ターブ・セ ラピーは外傷性脳障害、手術による脳障害、放射線療法による脳障害などによって手足の機能を失った人にも有効であることが証明された。ターブ・セラピーは、発症が何年前に起こったかは関係ない。ターブ・セラピーは、障害を受けた腕、手(指)に最小限ある程度の動作が可能な人が対象である。また、障害を受けた足で、介助を得て、または介助なく25フィート程度の歩行が一日数回行うことができることが必要である。
もちろんすべての患者がこの療法に適合するわけではない。しかしながら、次のような患者はこの療法に適合するかどうかのスクリーニングを受ける価値がある。
治療を行う前に、医師による身体的な評価(Physical Evaluation)を受けなければならない。ターブクリニックの場合はビクターマーク医学博士による評価を受けることになる。この標準的なテストはターブ・クリニックが、患者の肉体的な強さ、柔軟性、動作の程度を正確に評価することを可能にすると同時に、患者がセラピーを受けている期間に、治療を困難にさせるような慢性的な病気その他の問題点があるかどうかを確認するためにも使用される。
患者は4クラスにランク分けされ評価される。